無料でダウンロードできる!海外アーティストのロゴフォント
コラム 2021.11.30
前回の記事でも一部ご紹介しましたが、海外の有名アーティストのロゴは、どれもインパクトがあってカッコいいデザインばかりですよね。
実は、海外アーティスト達のロゴを元に作られた、無料でダウンロードできるフォントがある事はご存知でしょうか?
今回は、無料でダウンロードできる海外アーティストの“ロゴフォント”をいくつかご紹介します。
※フォントのダウンロードは無料となっておりますが、利用規約はそれぞれのフォントで異なります。フォントをご利用する際は、リンク先の「フォント情報」をご確認ください。
■目次
海外アーティストのロゴフォント
「ザ・ビートルズ」のロゴフォント
「ザ・ビートルズ(The Beatles)」のロゴフォント「Bootle」です。
少し太めのシルエットで、文字の端に飾り(うろこ)がある「セリフ体」※のフォントになります。
※「セリフ体」については、記事【ロゴの印象が変わる!フォントの種類と選び方の基本】で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
一見すると普通によくありそうなフォントですが、文字を入力していくと、“ビートルズのロゴらしさ”が現れます。
それが、「B」と「T」の文字です。
この2文字は普通に文字入力をしても「ザ・ビートルズ」のロゴと同じデザインになるように、「B」は他の文字より大きめに、「T」は他の文字より位置を下げて縦長にデザインが調整されているのです。
もし、何も知らずにこのフォントを使っていたら、『何でBとTだけ、他の文字とちょっと違うんだろう…?』と疑問に思ってしまうことでしょう。
「アイアン・メイデン」のロゴフォント
イングランド出身のヘヴィメタル・バンド「アイアン・メイデン(IRON MAIDEN)」のロゴフォント「Metal Lord」です。
インパクトのあるジャケットイラストと共に、「アイアン・メイデン」のロゴが印象に残っている方は多いのではないでしょうか。
フォントは「サンセリフ体」※をベースに、斜線を取り入れたデザインとなっています。
※「サンセリフ体」については、記事【ロゴの印象が変わる!フォントの種類と選び方の基本】で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
通常であれば曲線を使って表現される文字(CやD、Oなど)が斜線で表現しているので、三角形のようなシルエットになっているのがこのフォントの特徴ですね。
「ボン・ジョヴィ」のロゴフォント
アメリカのロックバンド「ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)」のロゴフォント、その名も「Bon Jovi」です。
こちらは太めの「セリフ体」で、平たいシルエットが印象的なフォントです。
また、「B」や「E」などの文字で、横線と縦線が交差する部分に“トゲ”が出ているのも、このフォントの特徴です。
「キッス」のロゴフォント
“白塗りメイク”が印象的なアメリカのハードロック・バンド「キッス(KISS)」のロゴフォント「Die Nasty」です。
こちらのフォントは、通常であれば曲線になるところを直線にしたり、反対に曲線を直線にしているのが特徴です。
直線と曲線が極端なシルエットでデザインされている部分は、「アイアン・メイデン」のロゴフォントに少し似た雰囲気がありますね。
「エアロスミス」のロゴフォント
アメリカのロックバンド「エアロスミス(Aerosmith)」のロゴフォント「Aero Font One」です。
こちらのフォントは、ここでご紹介した他のロゴフォントと違って、手書きっぽさのある流線型のデザインなので、『手書きっぽいフォントを使いたい』という方にオススメです。
ただし、こちらのフォントを使う場合は、少し注意が必要です。
ロゴの“AEROSMITH”の文字は“ひとつの塊”としてデザインされていますが、フォントとなると、ロゴのように文字を“ひとつの塊”のように並べるのが難しい場合があります。
フォントはロゴと違って、1文字ずつバラバラにデザインします。
その為、ロゴの「A〜R〜H」や「R〜S〜T」の部分のように、ロゴで使われている以外の文字同士が上手く繋がるようなデザインにはできないのです。
“ロゴフォント”はあくまで好きな文字をロゴっぽく表示させる為のものなので、決まった文字をデザインしているロゴのように完成度は高く無いのです。
ちなみにこちらのフォントは、「アラビア数字」が表示できません。
その代わり、数字を入力すると「昔のエアロスミスのロゴデザイン」や「ジャケットに描かれていたメンバー5人のイラスト」が表示される、ちょっと面白い作りになっています。
こちらの項目で掲載したタイトル画像のロゴ(翼の装飾ロゴ)も、数字の「6」を入力するだけで出てきます。
「メタリカ」のロゴ・メーカー
フォントそのものはダウンロードできないのですが、Webサイト上でバンド風ロゴが作成できるロゴ・メーカーもあります。
それが、アメリカのヘヴィメタル・バンド「メタリカ(Metallica)」のようなロゴが作れるロゴ・メーカー「METALLICATOR」です。
Webサイト上で好きな文字を入力するとメタリカ風のロゴが作成され、作られたロゴはダウンロードが可能となっています。
「メタリカ」のロゴの特徴は、両端の文字が“末広がり”で“トゲのある鋭いシルエット”になっている点ですよね。
こちらのロゴ・メーカーでは、両端の文字の特徴もきちんと再現されるので、まさに「メタリカ」っぽいロゴが出来上がります。
ロゴフォントは、好きな文字を使って“海外アーティストのロゴ”が作れるので、『とりあえず、バンドロゴを作りたい!』という時に便利です。
ですがやはり、オリジナルのバンドロゴを持っている方がロゴデザインでバンドの個性を表現できるので、認知度が上がりやすくなります。
また、オリジナルの楽曲で活動していても有名なアーティスト風のロゴを使っている事で『コピーバンドかな?』と思われてしまう(有名アーティストの印象の方が強くなる)可能性があり、デメリットになってしまう事も。
もし、『オリジナルのバンドロゴを作りたいけど、どこに依頼すれば良いか分からない…』とお困りの方は、ぜひロゴ作成・制作サービス【ココロゴ】にご相談ください!
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