ラーメンの日にちなんで、個性的なラーメン店のロゴ特選!

みなさん、7月11日がラーメンの日ってご存知ですか?

 
日本ラーメン協会が2017年に「日本記念日協会」へ申請登録し、7月11日は「ラーメンの日」と正式に制定されました。

 
毎年7月11日は、ラーメンを食べて暑い夏を乗り切ろう!というキャンペーンが行われているそうです。

 
そしてラーメン店といえば、今や群雄割拠の時代。

 
それぞれの個性と味で勝負していますよね。

 
その一つにお店の顔とも言える看板・ロゴがあります。

 
今回は、ラーメンの日にちなんでユニークなラーメン店のロゴの数々をご紹介します。

 

 

 

 

 

ラーメンの日とは

 

数字と水戸黄門さまに由来が!?

 

出典：日本ラーメン協会

 

7月11日はラーメンの日ってどうして?と思いますよね。
 

ちゃんと由来があるのです。

 

ラーメンの日のポスターにも詳細が書かれています。

 

まず７と１１の数字についてから。
 

７をレンゲに、１１を箸に見立てているのだとか。

 

そして何より重要なのが、ラーメンを初めて食べたとされている水戸黄門さま(水戸光圀公)にちなんでいること。

 

水戸黄門さまの誕生日が1628年の7月11日だったそうです。

 

実は、この「ラーメンを初めて食べた人」については、最近新説が浮上しておりまして、江戸時代よりも前から食べられていた!?らしいのです。

 

でも、長らく水戸黄門さまで定着していましたので、初めてじゃなくても威厳がありそうですよね。

 

 

 

個性豊かなラーメン店ロゴ特集

 

大勝軒

 

出典：書道家・安田舞

 

日本で創業70年以上という老舗の大勝軒。

 
そのアメリカ進出のためにつくられたのが、こちらのロゴ。

 
アメリカ西海岸カリフォルニア州のサンフランシスコとサンマテオに店舗があるそうです。

 
書かれたのは、書道家の安田舞さんという方。

 
なんとも堂々とした重みのあるロゴですね。

 
 

ボクの麺処

 

出典：ラーメン魂

 

2022年5月、京都にオープンしたボクの麺処。

 

ユニークなロゴと同じコンセプトの図柄が店内の壁にも描かれている、おしゃれなラーメン店です。

 

丸鶏と鶏がらを炊いたものをメインに魚介を合わせたスープが自慢のお店とのこと。

 

なるほど、だからロゴに鶏の絵が描かれているのですね。

 

個性と味の表現を掛け合わせたオリジナリティ溢れるラーメン店のロゴです。

 

 

MENYA MOKUMOKU

 

出典：amikondo illustration

 

こちらは奈良県の大和西大寺駅近くにあるラーメン店 MENYA MOKUMOKUのロゴ。

 

なんでも大仏プリンなどを展開している企業が作った新感覚ラーメン店とのこと。

 

その外観は木のお家という言葉がぴったりなメルヘンチックなもの。

 

ロゴ制作者の方のコメントによれば、「プリンの森のように可愛らしいお店の雰囲気を大切に、切り株やあたたかみといったテーマを反映」させたそうです。

 

 

山岡家

 

出典：ラーメン山岡家

 

北は北海道、南は九州の福岡まで、全国展開をしているラーメン店・山岡家。

 
その合言葉は、「ガツンと来て、くせになる」というもの。

 
このロゴも確かにドシっとした印象を与えます。

 
スープの材料は、ズバリ水と豚骨だけ、なのだそうです。

 
ロゴに似て、ガツンときそうですね。

 

 

Japanese Soba Noodles 蔦

 

出典：Japanese Soba Noodles 蔦

 

最後は、2016年にミシュラン史上初となるラーメン店での一つ星評価を獲得したJapanese Soba Noodles 蔦です。

 
このロゴを制作されたのが、デザイナーの青木 健さん。

 
有名ラーメン店のロゴデザインを、これまでに50店舗以上手がけているのだとか。

 
青木さんのデザインしたラーメン店のロゴはどれも個性的なのですが、その中でもこのJapanese Soba Noodles 蔦はとても繊細で洗練されたイメージを与えます。

 
青木さんがラーメン店のロゴを考える際、一番大切にしているのは、店主さんの人となりや考え方を知ること。

 
そしてラーメンを試食してイメージを膨らませるそうです。

 
Japanese Soba Noodles 蔦では化学調味料を使用していません。

 
「自然の食材の本来の美味しさを引き出した日本が誇る日本人らしいラーメン」というのがコンセプト。

 
日本を代表するラーメン店を自負する意気込みがロゴにも溢れています。

 

 

 

まとめ

 

今回はラーメンの日にちなんで、個性的なラーメン店のロゴを厳選してお届けしました。

 
どの店もこだわりとコンセプトをしっかりデザインに表現していましたよね。

 
書道家の方や、ラーメン店のロゴをほぼ専門に制作されている方など、デザインの裏側の顔も多彩です。

 
もはや日本全国がラーメン激戦区と言えるほどラーメン店がひしめく状況で、いかに味や店の思い入れを看板やロゴに反映させるか。

 
ラーメン店のブランディングも勝負所になっているようです。

 

 

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参考文献

【[日本ラーメンファンクラブ] 「7月11日はラーメンの日」】

【[ケムール] 奇才紳士名鑑~④「ラーメン店のロゴに」人生を賭ける紳士】