印刷物や看板だけではない! ロゴの多目的利用最前線!!
イベント 2023.04.11
企業やサービスの顔として活躍するロゴ。
Websiteや商品、看板など公共の目に触れるところでアピールされています。
これはいわゆるB to Cマーケット。
企業対消費者の世界でのこと。
しかし、今はそれだけではないのです。
企業対企業の世界や、集団内での認知目的でもロゴは活躍しています。
さらには、変則的な使用やマーケットでそのPR力を発揮してきているのです。
今回は、ロゴの汎用性、どんな多目的利用がされているのかをご紹介したいと思います。
ロゴの役割
B to Cの場合
ロゴ本来の役割といえば、B to C=企業対消費者間のマーケティングが一番わかりやすいですね。
企業やサービスのマークとして、ブランド力を確立する。
そして消費者の感情に訴えかけ、購入へのハードルを下げ、即購入の決断に向けた行動をしてもらうというものです。
しかし、それ以外に私たちはB to B=企業対企業のマーケティングの世界で役割を担っているロゴもよく目にしているのをご存じですか?
次に、現在広く B to Bマーケティングでつかわれているロゴをご紹介しましょう。
B to Bの場合
B to Bとは、企業から企業へのビジネスを示す言葉です。
企業が企業に対してモノやサービスを提供するマーケティングで使われる用語。
では、B to Bの世界でよく目にするロゴは具体的にどういうものでしょうか。
実例を挙げてみましょう。
例えばintelです。
出典:PC Watch ニュース
PCユーザーであれば一度は目にしたことがあると思われるintelのロゴ。
出典:PC Watch ニュース
(こちらは旧ロゴ。2020年に、ブルーオーバルのものから現在のロゴに変更されました)
intelは、パソコンに搭載される半導体を製造している企業。
Dellなどのパソコンメーカーに対して半導体を提供しています。
つまり B to B の企業ロゴなのです。
それがPCに導入済みである証としてシール化されることで、私たちの目に触れているということになります。
PC業界以外にもあります。
Amazonです。
AmazonはB to Cのビジネスモデルと思われがちですが、実はAWS(Amazon Web Services)というクラウドサービスを企業向けに提供しています。
そのロゴがこちら。
お馴染みのスマイルマークの上にはawsの文字が施されています。
このように、一口に企業ロゴといっても、対一般消費者だけではないものもあるのです。
そして現在、B to Cや B to Bマーケティングの垣根を超え、さまざまなカテゴライズでロゴは使用されてきています。
次にどんな使われ方をしているのか、具体例を挙げてみます。
ロゴの多目的利用の実態
企業展示会ノベルティ
対企業、対消費者同時に配られる販促物。
いわゆるノベルティです。
ノベルティとは、企業が自社の商品やサービスの宣伝のために無料で配布するグッズのことです。
例えば、展示会やショールームなどで配られていますね。
来場特典であったり、成約御礼品だったり。
これらは、企業名やロゴを様々なグッズに名入れするだけで、宣伝効果のある販促品になり、今、手軽に作れるPRグッズとして大人気なのです。
本来は対企業へのPRが主流でしたが、その会場でないと手に入らない希少価値があるものということで、一般の消費者が手に入れたいと思うグッズへと変化してきました。
企業周年・創立記念品
さらに創業○周年や、学校や団体の創立○年などの記念品。
これらは、企業内や関係者のみに配布されるものがメインでした。
それが最近では対消費者に対して大々的に配布されるものに変わってきています。
例えば、雑誌の創刊○周年記念ロゴ入りグッズなどがそうですね。
一度限りのデザインでプレミアロゴが登場することがありますし、異業種間のコラボロゴなどが挙げられます。
こちらも希少価値の高いものとして人気を博しています。
企業にとっては、一時期のロゴの変化がPRにつながるという副産物がついてきます。
入学・卒業記念品
幼稚園や小学校、各種学校や大学の入学・卒業時に配られることの多い記念品。
最近では、対象園児や学生、その保護者向けに幼稚園の園章や校章が刻印されたグッズの配布が増えてきています。
その形態や品物は様々。
マグカップやトートバックといった身近な実用品から、フォトフレームや置き時計などメモリアルなものまで。
また、欧米ではユニバーシティロゴのパーカーやグッズがよく販売されていますが、最近日本の大学のものも人気が出てきているというニュースが流れました。
学内にとどまらず学外にも市場が拡大してきています。
まとめ
今回は、私たちが目にするロゴの役割や、最近のロゴ使用の汎用性についてご紹介しました。
ロゴというと、消費者に訴求するマークという役目ばかりを想像しがちですが、実に様々なシーンで使用されているのです。
そして現在は、ロゴの多目的化が進んでいます。
一昔前では、ロゴ入りの配布物として発注されるものといえば、名刺やパンフレット、チラシが一般的でした。
それが今では、プレミア感をクローズアップするノベルティや記念グッズへと進化。
本来は身内で配布・流通していたものが、その対象を一般消費者まで枠を広げてきています。
ロゴがPRするマーケットはますます拡充しそうですね。
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参考文献
【[ferret one] 【5分でわかる】BtoBビジネスとは?BtoCとの違いをわかりやすく解説】
【[PC Watch] Intel、14年ぶりにコーポレートロゴを変更】