まるでアートな雑誌表紙ロゴ・デザイン ! 6つのテクニック

アート 2022.11.08

雑誌の表紙のようなかっこいいデザインに挑戦してみたい! 少しでもデザインやロゴの研究をしていたら頭をよぎることがあると思います。

 
今や、誰でもwebを通して様々な表現ができる時代です。

 
自分のアイデアを広く多くの人に届けたいですよね。

 
その極意はズバリ、一瞬で人の目を引く雑誌の表紙デザインに直結する、と言っても過言ではありません。

 
街ゆく人がパッと手に取りたくなる様なデザインの数々を、雑誌は駆使しているのです。

 
そこで今回は、雑誌の表紙デザインでよく使われる6つのテクニックを要約してお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

 

雑誌表紙デザインの要

 

雑誌表紙を占める4つの要素

 

via : Canva

 
雑誌の表紙は、写真文字オブジェクトレイアウトの4つの要素から成り立ちます。

 
といっても、上記2つの例を見ても、明らかに印象が違いますよね。このように雑誌表紙デザインは、4つの要素をどのように配置するかで様々な表現ができます。

 
写真でよくあるのは、モデルや俳優など著名人の顔や全身を全面にフォーカスしたものです(左側)。その他、風景やデザイン画などがあります(右側)。

 
文字は、なんといってもタイトルの置き方が要です。形や色、ロゴのタイプなどで印象がガラっと変わります。(表紙のテキストや配置については、後ほどの6つのデクニックでご紹介します)

 
オブジェクトは雑誌表紙では実はあまり使われていませんが、よく正丸に文字が書き込まれているものを見かけますよね。(上記の例では左側の赤い正丸パーツです)

 
そして大切なのがレイアウト。写真や文字をどのように配置するかで、雑誌の趣が変わります。たくさんの文字で埋め尽くされている表紙であれば内容をたくさん伝えたいものだとわかりますし、文字を極力排除し、イラストと簡素なロゴだけで表現されているアート的なものもあります。

 
では、実際、どのような手法で雑誌の表紙が成り立っているのか、6つの例を見ていきましょう。

 

 

 

雑誌表紙のロゴや構成 ”6つのテクニック”

 

暗色の背景に明色のロゴ・テキスト

via :creativbloq.com

 
こちらに挙げたのは、人物写真を全面に載せた表紙の雑誌。写真が暗い色合いだった場合に、明るい色のテキストを配する例です。

 
明暗のコントラストをはっきりさせることで、文字を読みやすく際立たせる手法です。

 
コートの黒い部分に沿っても文字が載せられています。その大小で記事の内容の特別感も表現していて、とてもわかりやすいですね。

 

 

ロゴ・テキストと写真の色を合わる

 

via : U Creative

 

実にシンプルな表紙ですが、よく見ると、テキストと写真の赤い色が統一されています。

 
このように、ベースとなる写真やイラストの特定の色鮮やかな部分とテキストを同色にして、内容を引き立たせるのは一つの手法です。

 
この場合、パティオチェアとテキストが同色なことで、雑誌の内容まで想像を膨らませることのできる好例です。

 

 

立体的なロゴ・テキストを配置する

 

via : Behance.net

 

平坦な雑誌を立体感のある表紙で表現する手法があります。

 
例えば、写真やイラストが部分的にロゴの全面や背面にかぶさりながら配置するもので、3層構造を効果的に表現しています。

 
上記の例で言えば、バルーンの置き方や、右上のイヤホンが雑誌タイトルロゴに巻き付いている、といった部分に注目してみてください。小さな遊び心が楽しめます。

 

 

太文字・イタリックなどの混合

 

via :coverjunkie

 

こちらは、様々なタイプのテキストを表紙に使用している例です。

 
基本のタイトルやキャッチーをゴシック体のロゴにし、内容の紹介などは別の書体になっています。

 
雑誌表紙の第一の役割は、その内容を読者に伝えることです。テキストのコントラストを使って文字を散りばめる手法は、その役目を存分に表現していると言えるでしょう。

 

 

写真と絵、ロゴ・テキストを融合

 

via :creativebloq.com

 

これは、写真とイラストが組み合わされた巧みな例です。

 
教科書のいたずら書きを思い起こさせるデザインですが、まるでアート作品のように仕上がっています。

 
そこに雑誌のロゴのみというシンプルな作りですが、雑誌表紙のインパクトとしては抜群です。

 

 

イラスト・デジタルデザインを全面に

 

via : U Creative

 

写真をベースにするものに比べると少数派ですが、上記の様なイラストや活字のみの表紙を作り出すことも可能です。

 
鍵となるのは、色彩やユニークなテキストスタイルです。

 
基本となる表紙ロゴは上部に小さく書かれていますが、それ以外は全面活字という表現方法。かなりテクニックが必要となりますが、その分、アーティスティックな印象を与えます。

 

 

 

まとめ

 

あなたが理想とする雑誌の表紙デザインはどのようなタイプだったでしょうか?

 
もちろん今回ご紹介したものが雑誌表紙作成の全てのテクニックではありませんが、表紙の構成要素をどのように扱っているかの代表例と言えるでしょう。

 
雑誌は、定期的に発行されるものですから、その表紙は毎号ある程度の一貫性が必要とされます。それがその雑誌のブランディングとなり、読者層を維持することとなるからです。

 
しかしながら、雑誌のタイトルロゴさえ定着すれば、全面写真とイラストの融合のみや、最後にご紹介した全面テキストのみといったアーティスティックなものへと変化をつけることも可能です。

 
ぜひ様々な雑誌の表紙からご自分の好みのデザインのヒントを得てみてください。

 

 

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参考文献

【[デザイン研究所] 【徹底解説】ファッション雑誌の表紙風デザインを作る!構成要素を紹介!】

【[ASOBOAD] まるでアートポスターのような雑誌表紙デザインまとめ】

【[99desings] 雑誌の表紙デザインの上手な処理方法】

 

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