作ってみたくなる!漫画タイトルのロゴジェネレーターをご紹介

コラム 2021.01.12

漫画の扉絵やコミックの表紙で、イラストと共に目を引く「タイトルロゴ」

漫画の雰囲気やジャンル、世界観がすぐにイメージできるようにデザインされたタイトルロゴは、どれもオシャレでカッコいいですよね。

 

ところで、有名漫画のタイトルロゴを、自分の好きなタイトル名で作れてしまうサービスがあるのは、ご存知でしょうか?

 

今回は、漫画タイトルの「ロゴジェネレーター」について、ご紹介します。

 

 

 

 

 

「ロゴジェネレーター」って何?

ロゴジェネレーターが分からないイメージ

 

ロゴジェネレーターとデザイン専門ソフトの違い

「ロゴジェネレーターって、聞いた事はあるけどよく知らない…」という方の為に、まずは「ロゴジェネレーター」について簡単にご紹介します。

 

「ロゴジェネレーター」とは、デザイン専門のソフトを使わずに、Webサイト上でロゴ作成が可能なオンラインサービスの事です。

 

通常、ロゴ作成をするには、グラフィックデザインソフト「Adobe Illustrator(アドビ イラストレーター)」や画像編集&デザインソフト「Adobe Photoshop(アドビ フォトショップ)」などの、デザイン専門のソフトが必要になります。

しかし「ロゴジェネレーター」の場合は、それらのソフトは必要ありません。「ロゴジェネレーター」のサービスを提供しているWebサイトにアクセスすれば、すぐにでもロゴ作成が可能です。

※記事【ロゴジェネレーターを使った ロゴ作成のメリット】でも「ロゴジェネレーター」についてご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。

 

 

ロゴジェネレーターでのロゴの作り方

デザイン専門ソフトでロゴを作ろうとすると、「シンボルマーク(図形デザイン)」や「ロゴタイプ(文字デザイン)」を白紙の状態から作っていかなければいけないので、デザイナーではない人にとってはなかなか難しい作業です。

一方「ロゴジェネレーター」の場合はWebサイトで用意されている「シンボルマーク」や「ロゴタイプ」などの中から、好みのデザインを選ぶだけでOK。

選んだ素材を元に、Webサイト上で“自動でロゴが生成される”ので、「ロゴジェネレーター(ロゴの生成ツール)」と言われています。

「ロゴジェネレーター」を使えば、誰にでも簡単にロゴ作成が出来ます。

 

ロゴジェネレーターでロゴを作るイメージ

 

 

 

 

漫画タイトルのロゴジェネレーター

先述したのは一般的なロゴ(会社やお店などのロゴ)を作る場合の「ロゴジェネレーター」の話ですが、漫画タイトルの「ロゴジェネレーター」場合は、ロゴの作り方が少し違ってきます。

 

漫画タイトルの「ロゴジェネレーター」の場合は、漫画タイトルの“文字の部分”を好きな言葉に書き換えて、タイトルロゴを自動で生成するツールになります。

 

あくまで、漫画のタイトルロゴのデザインは変わらないので、ロゴタイプ(文字のデザイン)を変えたり、ジェネレーターにもよりますが文字の配置を変えたりといったアレンジは出来ません。

 

漫画ロゴジェネレーターでできる事できない事

 

 

漫画のタイトルロゴが作れるロゴジェネレーター

一般的なロゴジェネレーターは、「自分だけのオリジナルロゴを作りたい」といった場合に利用しますが、漫画タイトルのロゴジェネレーターの場合は、“有名漫画のタイトルのパロディを作って楽しむ”といった目的で利用されます。

それでは、漫画のタイトルロゴが作れるロゴジェネレーターをいくつかご紹介しましょう。

 

「鬼滅の刃」ロゴジェネレーター

鬼滅の刃ロゴジェネレーター

ロゴ画像引用元:「鬼滅の刃」ロゴジェネレーター

漢字の場合は特徴的なデザインだった「鬼滅」「刃」の部分ですが、カタカナに書き換えると普通にシンプルな文字になってしまいました。

漫画タイトルのロゴジェネレーターは、書き換える文字によっては、このように元のデザインの特徴が活かせない場合があります。

それでも、「ココロゴ」部分の文字の大きさの違いや、背景の筆で描かれた様な輪の装飾があるだけで“鬼滅っぽさ”を感じられるのは、元のタイトルロゴデザインの持つインパクトの強さがあるからでしょう。

 

 

「進撃の巨人」ロゴジェネレーター

進撃の巨人ロゴジェネレーター

ロゴ画像引用元:「進撃の巨人」ロゴジェネレーター

こちらのロゴジェネレーターは、「●●●の▲▲▲」と入力すると、自動的に“の”の文字を小さくしてロゴを生成してくれます。

元の文字が漢字に対して今回もカタカナに書き換えとなりましたが、先程と違って文字の形では無く、装飾に特徴があるタイトルロゴなので、「文字のデザインが違うなぁ…」といった印象にはなりませんね。

ロゴジェネレーターは“自動生成”なので仕方ありませんが、「ゴ」と「の」の間隔と「の」と「コ」の間隔が不揃いであったり、文字幅の都合で右端の「ゴ」が少し切れてしまったりと、細かいバランスの調整が出来ない事があります。

 

 

「ドラゴンボール」ロゴジェネレーター

ドラゴンボールロゴジェネレーター

ロゴ画像引用元:MOJI MAKER Z

漫画タイトルのロゴジェネレーターは、個人が作成している場合が多いのですが、こちらは映画の公開に合わせて公式に作られたロゴジェネレーターです。

入力出来るのは“半角英字のみ”ですが、ロゴジェネレーターとしては珍しく、背景が選べるのが面白い仕様です。

 

 

「ご注文はうさぎですか?」ロゴジェネレーター

ご注文はうさぎですか?ロゴジェネレーター

ロゴ画像引用元:「ご注文はうさぎですか?」ロゴジェネレーター

3行ともあまり長い文字数に書き換えられない※ので、“元のロゴと同じ文字数「4・3・3(?は除く)」に収めなければいけない”といった制限があります。

※入力は可能ですが、生成されたロゴは文字がはみ出てしまいます。

ですが、うさぎの装飾は好きな位置に変更出来たり、「?マーク」のデザインも原作(漫画)版やアニメ版のデザインに変更出来るなど、少しアレンジが可能になっています。

 

 

「ヲタクに恋は難しい」ロゴジェネレーター

ヲタクに恋は難しいロゴジェネレーター

ロゴ画像引用元:「ヲタクに恋は難しい」ロゴジェネレーター

元のロゴではハートマーク部分に“恋”の一文字だけが入るようにデザインされていたので、“一文字の言葉”に書き換えると、よりパロディっぽく見せる事ができますね。

元のロゴは“恋”の部分がドット風のデザインになっていて特徴的でしたが、こちらのジェネレーターも、書き換える文字によっては元のデザインが活かせません。

書き換えた文字の中に“ゴ”が無ければ、ドット風のデザインになっている事が分からなかったでしょう。

 

 

漫画のタイトルを自分の好きな言葉に変えられるのは、とても楽しいですね。

タイトル名を別の言葉に変えてしまっても、“あの漫画タイトルらしさ”を感じるのは、ロゴデザインがしっかりと作られているからです。

 

漫画タイトルロゴは、タイトル名の文字が様々なデザインになっていますが、既存のフォントをベースに作られているものがある事はご存知でしょうか?

 

次回は、漫画タイトルロゴに使われているフォントや、フォントにはどんな種類があるかについて、ご紹介します。

 

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