ロゴの価値とは?ロゴの役割と必要性から詳しく解説します!

コラム 2020.02.18

新規事業やサービスを立ち上げたり、新しくお店をオープンする時にロゴを作る方は多いと思いますが、中には「そういう時には、みんな作っているから」という理由でロゴを作ろうと考えている方もいるでしょう。

 

なぜ、ロゴを作る必要があるのでしょうか?

そもそも、ロゴの価値とはどれくらいあるのでしょうか?

 

今回はロゴの価値について、詳しく解説していきます。

 

 

 

 

 

ロゴの役割と必要性

ロゴの価値についての話をする前に、まずはロゴの役割について少し解説しておきましょう。

 

ロゴは単なる「図案」ではない!

ロゴは日々、あらゆる所で目にしますよね。

 

知っているロゴの場合は、街中などで探す際の「目印」となり、商品にロゴが入っていることで品質やサービス内容に「信頼」「安心感」を抱くでしょう。

 

初めて目にするロゴの場合、会社やお店・ブランドのことはよく知らなかったとしても、まずはロゴをきっかけに「名前を知る」ことになります。

そしてそのロゴのデザインから、会社やお店・ブランドが「どんな雰囲気(社風)・業種か」などを感じ、好きなデザインだったり興味深いものであれば、「印象に残る」こともあるでしょう。

 

 

普段何気なく目にしているロゴは、常にターゲットやユーザーに対して伝えたい事や与えたいイメージを発信し、会社やお店・ブランドとターゲットやユーザーを繋ぐ「コミュニケーションツール」として使われているのです。

 

ロゴが無いということは、ターゲットやユーザーと「コミュニケーションを取る手段が無い」のと同じことなのです。

 

 

 

ロゴを新しく作る・リニューアルする意味

ロゴは「コミュニケーションツール」と述べましたが、新しくロゴを作ったりリニューアルするというのは、どのような意味を持つのでしょうか。

 

新しくロゴを作るのは、新規事業やサービスを立ち上げたり、新しくお店をオープンするなど「新しく何かを始める(発売)」時ですよね。

また、ロゴをリニューアルするのは企業体制や企業理念が変わったり、商品がリニューアルされたりなど「これまでと何かが変わる」時。

 

ロゴを新しく作る・リニューアルするというのは、ターゲットやユーザーに向けて「広く知ってもらうため」の手段として、「人の目に留まりやすい」性質を持つロゴを活用しているのです。

 

●新規事業やサービスを立ち上げたり、新しくお店をオープン
→これから新しくコミュニケーションを築いて行く為、ロゴを活用する

 

●企業体制や企業理念が変わったり、商品がリニューアル
→これまでとは変わることを分かりやすく伝える為、ロゴを活用する

 

ロゴはよく「会社の顔」と言われますが、会社を格好良く見せる為というより、会社を代表する「顔=人」のようなものなのです。

ターゲットやユーザーとコミュニケーションを取るためにも、ロゴは必要なツールなんですね。

 

 

 

ロゴの価値は何で決まる?

デザイン料が高ければ、価値も高い?

有名企業が、ロゴデザインに莫大な費用をかけた話を聞いたことはないでしょうか?

 

有名なところでは、イギリスの公共放送局「BBC」は180万ドル、2008年にリニューアルした「ペプシコーラ」は100万ドルのロゴ作成費がかかったとのことです。

企業にとっては多額の費用をかけてでも、「会社の顔」を作ろうとするのは分からないでもありませんよね。

 

有名企業であれば、それだけの費用をかけるのは一般的…かと思えば、安価でロゴを作った企業もあります。

 

こちらも有名な話なのですが、「Twitter」の青い小鳥のシンボルマーク(「ラリー・バード」と呼ばれた最初のロゴデザイン)は15ドル、「NIKE」のシンボルマーク『Swoosh(スウッシュ)』は35ドルで作られています。

しかも、「Twitter」はオンライン画像マーケットサイトで購入、「NIKE」はグラフィックデザイン専攻の学生が作成したものです。

 

「Twitter」も「NIKE」も、「BBC」や「ペプシコーラ」と比べて非常に安く、且つオンラインで購入したものであったり、プロではないデザイナーによって作られてはいますが、ロゴとして決して「劣る」ものではありません。

それを証拠に、どちらも「Twitterだ!」「NIKEだ!」と誰もが分かるくらい認知度が高いロゴです。

 

「多額の費用をかけて作られたロゴだから」とか、「有名デザイナーが作ったから」というだけで、そのロゴの価値が決まるという訳ではないんですね。

 

 

 

 

目的に沿ったロゴデザインで価値が上がる!

ロゴはコミュニケーションツールとなるものなので、ロゴ作成する際は、慎重にデザインを決めなくてはいけません。

ターゲットやユーザーに伝えたい事、与えたいイメージと違う印象のロゴデザインになってしまっては、目的のコミュニケーションを取ることができませんよね。

ですので、「とりあえず、カッコいい見た目になればOK」というロゴを作ってしまっては、ロゴとしての役割を十分に果たすことができなくなってしまいます。

そういったロゴに、価値はあるのでしょうか?

 

ロゴ作成を依頼する場合、先述したように「高額なデザイン料」や「有名デザイナー」が重要なのではありません。

 

ロゴによって何を表現したいのか?
→企業理念、社風、業種、サービス内容、商品の特徴など

 

ロゴによって何を得たいのか?
→認知度UP、信頼、人気、新規顧客など

 

安価でロゴ作成したとしても、ロゴデザインに表現したかったもの・得たいものがきちんと盛り込まれていれば、ターゲットやユーザーに対して十分なコミュニケーションを取ってくれるでしょう。

そういうロゴは、「価値が高いロゴ」と言えます。

 

 

 

活用してこそロゴの価値が上がる!

ロゴは作って終わり、ではありません。

目的に沿ったデザインのロゴが出来ても、それを活用しなくては「宝の持ち腐れ」です。

 

ロゴを活用すると言えば、名刺や社用封筒、看板、WEBサイト…と、これくらい使っておけば良いと思われる方も多いかもしれませんが、それでは十分とは言えません。

 

「ザイオンス効果」というのを聞いたことがあるでしょうか?

「単純接触効果」とも呼ばれ、繰り返し同じ人や物に接するほど、その対象の好感度が上がったり好印象を持ったりする効果のことです。

最初は特に興味を持っていなくても、何度も目にしたり(曲や芸人のギャグなどを)耳にしたりすると、いつの間にか好きになっていた…というのが、「ザイオンス効果」です。

 

これはロゴにも言えることで、何度も目にすることでロゴに対して好感度が上がり、その結果、会社やお店・サービスに対して好感を持ってもらえるのです。

 

世の中には、数多くのロゴが存在しています。

その中から、ターゲットやユーザーの目に触れてもらおうとするならば、思っている以上に接触する頻度を上げなくてはいけません。

先述した以外にも、ノベルティやショッピングバッグ、ウェアやカレンダーなど、ロゴを活用できる場面は無数にあります。

ターゲットやユーザーとの接触機会を増やす為にも、どんどんロゴを活用して行きましょう。

 

 

 

汎用性の高いロゴは価値が高い!

ロゴを活用する際にネックになってくるのが、ロゴの種類です。

 

「ロゴ」とひとことで言っていますが、ロゴは下記のように定義されています。

 

●図形でデザインされた「シンボルマーク」
●文字がデザインされた「ロゴタイプ」
●「シンボルマーク」と「ロゴタイプ」を組み合わせたものが「ロゴマーク」

では、この中で活用しやすいロゴといえば…「ロゴマーク」ですね。

 

先述したように、様々な場面でロゴを活用しようとすると、ロゴを入れ込むスペースのサイズも様々になります。

 

もし、「ロゴタイプ」しか無かった場合はどうでしょうか。

「ロゴタイプ」は横長の形であることが多い為、正方形のスペースにはちょっとバランスが悪く(上下に大きく空白ができる)なってしまいます。

そんな時に「シンボルマーク」があれば、バランス良く、印象的に見せることが出来ます。

 

汎用性が高いロゴデザインであるということは、ターゲットやユーザーとの接触機会を増やすことにも繋がってくるので、ロゴの価値に関わってきます。

 

もちろん、ロゴが「シンボルマーク」「ロゴタイプ」の両方無いとダメという訳ではありません。

有名企業でも、「Canon」や「SHARP」など「ロゴタイプのみ」のロゴも数多くあります。

ただ、後から「作っておけば良かった!」ということにならないためにも、ロゴ作成を始める前に「両方あった方が良いのか・無くても良い(使用目的に合っている)かどうか」は考えておくと良いでしょう。

 

 

 

ロゴの価値は金額や数字で表すことは出来ませんが、上手く活用することでその価値を上げることが出来るツールです。

そして、ロゴを上手く活用するということは、「会社やお店・サービスの価値が上がる=ブランディングの成功」にも繋がってきます。

ロゴを単なる「飾り」と考えず「有能な人材」と思って、ぜひ有効活用してくださいね。

 

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