失敗しないためのロゴ発注方法
イベント 2023.04.18
新規事業を立ち上げた。
新サービスを開始する。
ブランドをリニューアルする。
さぁ、ロゴを作成しよう! となった時、最初に何をすれば良いのでしょうか?
ロゴ作成にはどんな依頼先があるのか。
発注の仕方次第では、大きく結果が変わってきます。
今回は、失敗しないための「ロゴ発注」のコツをご紹介したいと思います。
■目次
ロゴの依頼先メリット・デメリット
デザイン会社
ロゴ作成の依頼でまず思いつくのはデザイン会社ではないでしょうか。
昨今はロゴ作成の実績が豊富なデザイン会社、ロゴ作成に特化したデザイン会社が多数あります。
これまでにどのようなロゴをデザインしているのか。
Webサイトで公開しているところがありますので、事前にチェックして依頼先の候補にしてみると良いでしょう。
・メリット
デザイン会社にロゴ作成を依頼するメリットは、クオリティの高さです。
通常、複数のデザイナーが在籍しているので、様々なロゴデザインの提案をしてくれます。
また、イメージ通りのデザインに到達するまでブラッシュアップするということも期待できます。
・デメリット
人気のあるデザイン会社やデザイナーになればなるほどコストが高くなります。
またデザイナーを多数抱えるデザイン会社であっても、その会社のデザインの傾向があります。
最初の依頼の時点でどのようなカラーのデザイン会社なのかを見極めておく必要があります。
クラウドソーシング
次に、ロゴ作成の実績のあるデザイナーが登録しているクラウドソーシングを利用する方法があります。
クラウドソーシングなら、複数のデザイナーに向けてコンペ形式でロゴ作成の依頼をすることも可能です。
・メリット
クラウドソーシングでは比較的短期間で、多数のロゴデザインの提案を受けることができます。
また、コストを事前に設定することも可能ですので、莫大な追加費用を請求されるということもないでしょう。
・デメリット
登録している複数のデザイナーが担当するため、クオリティにバラつきが出てきてしまいます。
クラウドソーシングは誰でも簡単に登録できるシステムです。
逆にいえば、実績の乏しいデザイナーも多数いるということです。
あまり安価なコスト設定をしてしまうと、どうしてもイメージ通りのロゴ作成ができず、デザイナーの変更を余儀なくされるといった事態もあり得ます。
いかに経験豊富で理想に近いデザイナーを見つけることができるかが鍵になります。
フリーランス
最後は、フリーランスのデザイナーに直接依頼する方法です。
・メリット
フリーランスとして活動しているデザイナーの中にはロゴ作成を得意とする方がいます。
その方のデザインであれば、クオリティが高く、イメージ通りのロゴを作り上げてくれる可能性があります。
・デメリット
フリーランスのデザイナーが一概にクオリティの高いロゴ制作をしているとは限りません。
最近ではSNSで依頼を受け付けているフリーランスのデザイナーが増えてきています。
依頼口の選択肢が多いため、最適なデザイナーと出会える保証がないのがデメリットです。
ロゴ発注のコツ6項目
依頼先が決まったとして、ロゴ作成を発注する段階になるまでにぜひチェックしておきたい事柄があります。
ここでは、ロゴ発注前までに発注サイドである程度決めておいた方が良いことや、実際発注した後に確認しておくべき事項を6つにまとめてみました。
ロゴの目的
ロゴ作成の出発点で最も重要なのは、その目的です。
「なんとなくロゴを変えたくなった」「社の上層部で決まったことだから」など曖昧な目的では、デザイナーは暗中模索でロゴ作成をすることになり生産的ではありません。
何のためのロゴなのか、何を伝えたいロゴなのか、発注サイドでよく議論しておく必要があります。
それが引いては、デザイナーにとってもイメージを膨らませやすく、理想のロゴ作成の近道となります。
ロゴ掲載種類の設定
ロゴをメインに掲載するのがどういったものかをデザイナーに伝えることは要です。
例えば企業のロゴであれば、看板からwebサイトまで様々なツールに使用されるので、どんな形態のものにも通用するロゴを考える必要があります。
その他、商品やサービスのロゴなら、商品のパッケージに映えるようなロゴが最適でしょうし、サービスの種類によってロゴを載せるシーンが変わってきます。
どのような形状のものにロゴを使用するのか、どのように発展させる可能性があるのか、事前にデザイナーに伝えられるように準備しておくと良いでしょう。
ターゲットの明確化
特にサービスやブランドを立ち上げる際、ターゲットを絞るのと同様に、誰に最もアピールしたいロゴなのかを明確にしておくことは大切です。
「10代・20代の若い女性向け」と「30代・40代の働き盛りの男性向け」では自ずとそのデザインは変わってきますよね。
ロゴはそのサービスやブランドの「顔」になります。
ターゲットとずれが生じないようクリアな発注が求められます。
ロゴイメージの明確化
これはターゲットの明確化とも関連しますが、ロゴのイメージはある程度発注サイドで言語化しておことが必要です。
・色合い
・雰囲気
・シンボルの形
参考資料などがある場合は、余すことなくデザイナーに伝えておくことが理想です。
はっきりと決められないまでも、大体のイメージは持っておきたいところです。
例えばスタイリッシュなものがよいのか、可愛いものがよいのか、あるいはシンプルかイラストモチーフなのかetc…。
思いついたキーワードを挙げるだけでも構いません。
手書きでマークを書いてみることも有効です。
デザイナーとの付き合い方
ロゴ作成は、発注してしまえば終わりではありません。
一番大切なのは最初から最後まで徹底して打ち合わせをすることです。
企業の理念やサービスのシンボルなど、ブランディングをしていく上でロゴ作成は、デザイナーとの共同作業であると思っておくと良いでしょう。
「デザイナーさんにお任せ」では、最適なロゴには辿り着けないのです。
修正対応ルールの確認
ロゴ作成を妥協で終わらせないためにも、確認しておきたのは修正回数や対応のルールです。
デザイン会社の場合「修正は2回まで無料。以降1回につき○円」など、ほとんどの会社が明確に提示してくれます。
一方でフリーランスのデザイナーの場合、修正回数や対応のルール設定をしていないケースもありますので、発注する際ある程度取り決めをしておくと後になってトラブルが少なくなるでしょう。
まとめ
今回は、ロゴを発注する際の依頼先やコツについて解説しました。
具体的にどのような目的で、どのようなイメージの、何を伝えるロゴを作成したいのか。
そのためにはどのような依頼先に発注するのが最適なのか。
ロゴ作成のスタート地点で考えておくことはたくさんあります。
長く、ブランド力のあるロゴを作成するにはデザイナーとの二人三脚が必須です。
上記のようなロゴ発注をする際の注意点を考慮し、最高のロゴに到達するまで妥協せずにじっくり取り組んでいくことが理想ですね。
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参考文献
【[GOAHEAD WORKS]ロゴマークを徹底解説!失敗しないためのロゴ制作依頼のコツ】
【[pasture] ロゴ作成の依頼方法は?相場と依頼時のポイントを解説】